祈祷会のテキストは民数記の終盤に入ってきました。モーセは神さまから死期を告げられます(27章)。彼が、カナンの地を踏むことが出来ないことも。モーセはどんなにか悔しかっただろう…と考えた時期もありました。しかし今はこれも神さまの配慮だと感謝して受け入れることが出来ます。人が有限であることを弁えることで一日一日を大切に濃く生きることが出来ると思うからです。
主はモーセの後継者としてヨシュアを示され、また民を清めその信仰を支える大祭司としてエルアザルを示されました。モーセはどんなにか安堵したことでしょうか。また献げ物の既定を守ることは彼の時代の民にとってとても大切であったように現代のキリスト者にとっても様々な意味で重要です。
この箇所から私たちは正しいスチュワードシップを学ぶのです。豊かで感謝で素敵な信仰生活を末永く守っていくために。